yacmii note

Exhibition 恵文社

『ひびの ことこと』


yacmii 恵文社

〈 朝 〉
目をこすりながらトーストを焼く。
こうばしい香りに一回深呼吸


〈 昼 〉
散歩道
高くに見える大きな鳥
耳を澄ませば木の実を落とすリスの足音


〈夕方〉
路地裏の湯気
あったかい笑い声とカレーの匂い


ふかふかのお布団にくるまって眠る
日常。


ひびの ことこと


yacmii 恵文社

天井までのびた本棚に並ぶのは
ボーダーラインのない本の群れ。
新刊も古本も同じ顔をして堂々としている


懐かしい匂いで
静かな店内に時々きしむ床の音と
本をめくる音は
あたたかく包み込んでくれるようで


新しい世界を見つける好奇心と
昔を愛おしむ空気が
違和感なく店内に存在するこの空間は


『何気ない毎日を切り取った刺繍のブローチを
何気ない毎日を愛おしむように身につけて過ごしてほしい』


そう思う、自分の作品と何かリンクするように感じました。


全国から、
「恵文社に来るために京都に来た」というお客様が
毎日たくさんいらっしゃいました。


そのような場所で展示をさせていただけて
光栄に思うとともに
一週間という展示期間に
たくさんの方と泣いて笑ってお話しできて
本当に幸せな時間を過ごすことができました。


お会いできたみなさまへ 心から感謝を込めて。



2013.6

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